ベトナム人看護師の需要

日本で今後数年間、医療分野において多くの外国人が必要となるため、ベトナムの看護師に対して日本の医療業界は開かれていると全日本病院連合の代表は述べています。

今年7月22日にハノイで開かれた国際会議において国際協力課のリーダーである Noboru Yamamoto氏は「現在、日本に65歳以上の人が3,270万人おり、人口の25.75%にものぼる」と発言しました。

「そのため日本では今後10年間で70万人の看護師と介護者が必要になり、働く日本人は約30万〜40万人しかいません。 つまりベトナムを含む他国からの技能実習を含めた人員が不可欠となるのです」

この人員不足に対処するため、日本ではベトナム候補者のための研修プログラムが開かれました。 「日本で働いたことがきっかけでベトナム人看護師が一流のスキルを身に付け、将来のための訓練の場にもなるでしょう」とTaka Yamada氏は話します。

すでにベトナムの短期大学や大学を卒業した看護師は日本の国家看護認定試験に合格し、日本で公式に就職する必要があります。

ベトナム看護師協会のPham Duc Muc会長は「この分野においてベトナム政府が日本との経済連携協定を締結した」と発表しました。

今まで約500人のベトナム候補者が研修プログラムに参加しています。

ベトナム看護協会と全日本病院協会が開催した国際会議では日本の看護職員に関する情報を共有し高齢者のケアに関しても議論を深めました。